Adobe CC コンプリートプランをボーナスプログラムでもらいました!引き換えコードの認証方法もご紹介
こんにちは、popegramです。
昨年9月にAdobe Stockの「2019年コントリビューター向けボーナスプログラム」に参加することをブログに書きました。
→Adobe CCが無料でもらえる!?2019年もコントリビューター向けボーナスプログラムが発表されました!
記事のなかで、
300個までは到達できるかわかりませんが、できるところまで挑戦してみます!
と書いていましたが、なんと動画300個UPを達成し、このたびAdobe CC コンプリートプランを進呈していただきました!!
正直、始めた当初は達成できるとは思っていなかったので、ご褒美という存在がこんなにチカラになるなんて…!驚きをかくせません。
- After Effectsで300個まで動画を増やした方法
- もし2020年もボーナスプログラムがあったらどうやって進めるか
- After Effectsで動画を作る環境と学びかたについて
- ボーナスプログラムの引き換えコードの認証方法
今回は4つポイントについてまとめていきたいと思います。
もくじ
After Effectsで300個まで動画を増やした方法
まずAdobe Stock向けの動画を作り始めたころ、わたしはAfter Effctsをほんの少ししか使ったことがありませんでした。
「約3か月で300個の動画を作るにはどうすれば良いのか」を考えた結果、
「After Effectsから使う機能をしぼって、その中でできるアレンジをしていく」方法を選びました。
After EffectsはAdobeソフトのなかでも難易度がとても高く、ひとつの機能を習得するのもかなりの時間を要します。
After Effectsはとにかく沼!!なのです。。。
わたしの体感では、
After Effects > Premier pro > Character Animator > In Design > Illustrator > Photoshop
この順番です。
もともと平面しか扱っていなかったので、Premier Proから登場する「時間」という概念がハードルになりました。
平面との操作性がちがいすぎました。。
作戦1 Particle Worldで増やす
After EffectsにはParticle Worldという、「重力」「光の速さ」「どこから光が出現するか」などを立体の仮想世界で再現する機能があります。
このParticle Worldを使えば、
- 「光がふわふわ降りてくる」→雪
- 「光が線のように早く落ちてくる」→雨
- 「赤い光が下からゆっくり上がって消える」→炎
というように、自然の現象を再現できたり、光をキラキラする星に変えるだけで魔法のようなエフェクトを表現できます。
Particle Worldで数値を変えるだけでも、たくさんの動画素材が作れます。
また、イラスト素材を使うよりも動作が軽いのでレンダリング時間も短縮されます。
作戦2 カラーバリエーションで増やす
まず型を作り、カラーバリエーションで7つにすると43種類作れば300個に到達します。
それに動画を購入するユーザーのことを考えると、かならずしもカラーを変更するソフトを持っている人ばかりではないはずです。
ただ、Adobe Stockの方ではあまりに多いカラーバリエーションは推奨していません。
12月に入って、カラーバリエーションが「類似の作品」として却下されることが多く、苦戦したのでカラーバリエーションは5~7つくらいが限界かもしれません。
作戦3 Particle World+イラスト素材で増やす
動画が200個を超えたあたりで、Particle Worldで作る表現にネタ切れが出てきました。
そこで、過去にストックイラスト用に作ったパーツをParticle Worldに組み込んでみました。
今までは丸い光が降ってくる雪の表現も、雪の結晶に変更することができました。
ハートや花など、使う場面が想像しやすいパーツで増やしました。
作戦4 タイムラインを使って簡単なアニメーションを作る
Particle World+イラストで動画を増やしていくとAdobe Stockの承認はAIが行っているのか、
「動きと色が似ていてパーツちがい」の動画も「類似」とみなされることが多くなってきました。
そこで、既存のイラスト素材を使って、簡単なアニメーションを作ることにしました。
自分でイラストの動きや出現するタイミングも決められるので、自動的な動きのParticle Worldよりも動きをコントロールしやすいです。
- 装飾のフレームとして使えるような動画
- ポイントに使えるエフェクト動画
- カウントダウンの動画
この3つをテーマに、パーツや色を変えて増やしていきました。
もし2020年もボーナスプログラムがあったらどうやって進めるか
今年もあるか分かりませんが、2018年と2019年はAdobeボーナスプログラムが行われました。
2018年は先着順、2019年は9月以降の発表だったので、あまり人数が増えすぎないように調節しているのだと考えられます。
もし2020年もボーナスプログラムがあるのなら、今のところ参加したいと考えています。
動画は時間がかかる!
After Effectsの動画は想像以上に時間がかかります。
- 「動画の表現を変更する」→レンダリング(再現する計算)時間
- 「動画の書き出し」→書き出し時間
- 確認
- 確認して間違え発見!→1~3をやり直し
- Adobe Stockにアップロード→データが重い
1つ数十秒の動画でも、300個もあるとかなり時間を要します。
2020年前半に150個、2020年後半に150個を目標に!
300個を約3か月で作ったので、かなりしんどく他の仕事がおろそかになることもありました。
書き出し中はエラー防止のために同時作業をしないようにしていたので、主力PCを1日中書き出し作業に当てていたこともありました。
なので今年は「ボーナスプログラムがあるかどうか」は関係なく前半に150個を目標に作っていきたいと思います。
そして9月までにさらに60個くらい作っておけば、もし発表になっても残り90個。
1カ月に30個なら、他の仕事と並行していく余裕もありそうです。
ただすでに300個作ったあとなので、ネタ切れがかなり心配です。。
After Effectsで動画を作る環境と学びかたについて
これからAfter Effectsで動画を作って、Adobe ボーナスプログラムに備えておきたい!という方に、個人的に考えるAfter Effectsの制作環境や学び方について書いておきたいと思います。
個人的な体感にもとづいているので、絶対ということはありませんが、参考にしていただけたらと思います。
After Effectsで動画制作するために必要なもの
- Adobe CCコンプリートプランまたはAfter Effects単体
- イラストが描けるソフト(Photoshopやイラストレーターなど背景透過できればOK)※バリエーションを増やすためにあると良いです
- 動画スペックのPC
動画関連のソフトはPCのスペックが重要
Premier ProやAfter Effectsなどの動画ソフトをスムーズに動かすには高スペックのPCが必要となります。
特にCPUとグラフィックボード(GPU)とメモリが重要になってきます。
IllustratorやPhotoshopを動かすよりも、必要なスペックが高くなるので注意が必要です。
わたしは古めのiMacとMac book Airを使っていましたが、Premier Proを始めたらスペック不足で満足に動かず、Windowsの自作PCを組みました。
その後After Effectsを動かしはじめて、メモリ16GBでは足りないので今後32GB以上に増設したいと考えています。
After Effects の必要システム構成
2019 年 11 月(17.0)バージョンの必要環境です
Windows
CPU:64 ビットをサポートするマルチコア Intel プロセッサー
OS:Microsoft Windows 10(64 ビット)バージョン 1703(Creators Update)日本語版以降
メモリ:16 GB 以上(32 GB を推奨)
GPU:GPU VRAM 2 GB.
Mac OS
CPU:64 ビットをサポートするマルチコア Intel プロセッサー
OS:macOS バージョン 10.13 以降。
メモリ:16 GB 以上(32 GB を推奨)
GPU:VRAM 2 GB.
参照:After Effects の必要システム構成(Adobe)
これから動画用のPCを買うときのポイント
After EffectsはPremier Proよりはグラフィックボード(GPU)スペックが必要ありませんが、メモリの消費が激しいです。
CPUへの負荷が高いので、Intel ならcore i5以上は必須だと思います。
また動画を制作しているとPremier Proを使いたくなる機会も増えるので、両方に対応できるPCを購入しておくことをおすすめします。
CPU:Intel i5~i9 またはAMDの同等スペック
※Intel i5-7600の場合、-7の部分が世代数なので7以上のものを選んでください(最新は9です)
メモリ:16GB以上(32GB以上がおすすめ)
GPU:4GB以上のGPU VRAM
※GPUは型から検索するとVRAMが調べられます
参照:Premiere Pro の必要システム構成(Adobe)
後日、動画におすすめのPCなどブログでご紹介できれば考えています!^^
After Effectsの学習方法
After Effectsの機能は膨大にあるので、すべてを身に着けてから作品を作ろうと思うと何年もかかってしまいます。
今回ボーナスプログラムにチャレンジするため、あまり時間がなかったのでテキストでの学習は省略しました。
まずAdobeの入門チュートリアルで基本の操作を覚えました。
その後は、「作りたいものから検索して学習する」方法にしました。
検索するとブログやYou tubeがヒットするので、そちらを参考に使い方を覚えていきました。
普段ほかのグラフィックソフトを使っているときも、一度も使ったことがない機能もたくさんあります。
作りたいものから少しずつ技術を習得する方法でも、300個作るころにはソフトの動かし方がわかるようになりました。
After Effectsは数値をいじるパラメーターが多すぎるので、ぶっちゃけすぐわすれます(^^;)
何度も何度も忘れては検索していくうちに、体が覚えていくので、安心して忘れてOKです!(笑)
ボーナスプログラムの引き換えコードの認証方法
コンプリートプランの引き換えコードをもらって認証をしたので、方法をまとめました。
また、以前フォトプランも引き換えコードをもらっているので、「両方認証したらどうなるのか?」素朴な疑問だったので試してみました。
コンプリートプランの引き換えコードの認証方法
Adobeボーナスプログラムの特典はメールに送られてきました。
メールを受けとってから12月以内に引き換えコードを受け取らなければいけないので、注意が必要です。
初めてのことなので、よくわからないのでとにかくすぐに受け取ることにしました。
ちなみに現在Adobe CCのコンプリートプランを年間契約で2020年3月まで契約している状態です。
「REDEEM NOW」をクリックします。
引き換えコードが自動で入力されています。
自分のAdobe IDが正しいか確認して「コードを引き換え」をクリック。
ログインしていない場合はログイン画面が出てくると思います。
コードの引き換えが完了しました。「今すぐ開始」をクリック。
すでにAdobe CCを契約しているので、自分のアプリ画面が表示されました。
初めてAdobe CCを使う方は支払情報の登録が表示されるかもしれませんが、スキップできます。
なぜか自分のアカウントを確認しても契約期間が延長されていなくて、焦りました。
でも半日ほど待ったら下記のメールが届き、ちゃんと契約期間が1年間延長されていました。
フォトプランの引き換えコードの認証方法
フォトプランもメールが届くので、「REDEEM NOW」をクリックします。
引き換えコードが自動で入力されています。
自分のAdobe IDが正しいか確認して「コードを引き換え」をクリック。
ログインしていない場合はログイン画面が出てくると思います。
コードの引き換えが完了しました。
「お支払い方法を登録」は「後で知らせる」をクリックしてスキップしました。
フォトプランはコンプリートプランとちがって、すぐに契約期間が更新されていました。
Adobeの方からボーナスプログラムでコンプリートプラントとフォトプランを獲得しても、同じアカウントで受け取ることになるので、意味はないというアナウンスも出ていました。
実際に試したところ両方のプランは表示されているものの、1つのアカウントで使用できるPCは2台まで(同時使用不可)なので、使えるPCが4台になることはないんですね。
ただコンプリートプランが3月までの契約なので、12カ月の引き換え期間ギリギリにフォトプランを引き換えれば、コンプリートプラン契約終了後にフォトプランだけ数カ月間使用するという使い方もできたかもしれません。
おわりに
300個チャレンジ、始めたころは「無理かも…」と思っていたので、達成できたことがとてもうれしいです。
全然使えなかったAfter Effectsも少しずつ操作がわかるようになってきました。
慌てて作ったので、あまりリサーチして制作する時間がなかったので、今後は必要とされる素材を研究しながら進めていこうと思います。
今後、After Effectsでの動画制作やAdobeのボーナスプログラムへの参加を考えている方の参考になればうれしいです。