『本格ビジネスサイトを作りながら学ぶWordPressの教科書』のレビュー・参考になるけど中級者向き!

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本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書』という本を独習したので、感想やどんな人の役に立つ本なのかなど書いてみたいと思います。

『WordPressの教科書』を購入したきっかけ

今までWordPressのオリジナルテーマ(テンプレート)を独学で作ってきたため、抜けている情報があるんじゃないか?

という不安と実務で役立ちそうな情報が載っていそうだったので読んでみました。

管理人のスキル

  • XHTML・HTML5・CSSは中級
  • PHPは初級
  • WordPressにおいての基本タグや、基本的テーマの作り方は理解している

という状態です。

『WordPressの教科書』主な内容

インターネット上で配布されているサンプルファイルをダウンロードして、実際にコードを打ちながら進めていきます。

第1部基礎編

HTML5とCSSで作られたサイトをWordPressテーマへ置き換えていきます。投稿方法・プラグイン設置についてまで基礎的な流れを学びます。

第2部応用編

Webサイト運用に重要なSEO対策、SNSとの連携、アクセス解析、セキュリティなどを解説しています。

第3部発展編

さらにサイトを応用するカスタム投稿タイプやカスタムフィールド、プラグインの作成方法などが掲載されいてます。

APPENDIX

独習するにはXAMPPなどのローカルサーバー環境をPCに用意しなくてはいけないので、その方法やWordPressの設置方法などが載っています。

『WordPressの教科書』の対象スキル

本書の中にはHTMLとCSSがある程度分かる人を対象にしていると書かれていますが、PHPの基礎知識がある人やWordPressのテーマを作ったことがある人に向けた内容だと思います。

全体的にはビジネスサイトをHTMLから切り出してテーマを作っていき、ポピュラーなプラグインを使って機能を追加しているので流れは分かりやすいです。

実務レベルの参考にもなるので、独学でWordPressのサイト制作の仕事をしている人には参照出来る場面も多いと思います。

ただコードが良くも悪くも「本格的」なので、初めてテーマを作る時にはもっと簡易的なコードで動かしても充分だと思います。

指示通りにコードを打つだけで理解するのは難しく、PHPの基礎が分かっていないと応用することは難しいです。

コードの書き方を習うというよりも「この場合はどう対処しているか」を参考にするような本です。

初心者の場合はHTML&CSS→WordPressの基礎的なレッスン本→本書の順で勉強することをおすすめします。

『WordPressの教科書』で特に勉強になったこと

仮想サーバーで作ったテーマを本番サーバーに置き換える際の手順に不安があったので、より効率の良い方法が書かれていて理解が深まりました

SNS運用のページも意外と参考になり、後から見返すことが多かったです。OGP(シェアされた時の出力設定)について詳しく書かれているのも見どころです。

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